急に不動産相続をすることになったが自分で土地を使う予定がないときに、その土地活用について良いアイデアがなくて、困っている方もいるかと思います。
そんな時の活用手法の一つとしてトランクルームがあげられますが、今回はその経営方法やメリット・デメリットなどについて解説します。
不動産相続で土地活用を考えるときのトランクルーム経営の方法
経営方法については、大きくわけると土地所有者が開業から管理まですべてをおこなうものと、管理を他の方に任せるものに分けられます。
管理を他の方に任せる方法としては、用地を事業用定期借地として貸してしまう方法や、管理会社に任せるタイプのものなどがあります。
トランクルームを経営しようとするときの費用については、その経営形態によって異なりますが、自分で施設を整備する時でも200万円から500万円ほどで済ませられます。
トランクルームを経営しようとするときの流れについては、まず土地活用について相談いただき、それから現地を確認してマーケット調査などをおこないます。
その後に事業計画を考え、設計後に建設工事の請負契約を締結して、建物の着工から竣工そして運用という流れになります。
不動産相続で土地活用する時のトランクルーム経営のメリットとデメリット
不動産相続でトランクルームにしたいと考えた場合でも、他の土地活用と比較してメリットやデメリットもありますので注意が必要です。
メリットとしては、マンション経営などに比べると初期費用を抑えることができたり、管理対象が物品なので管理の手間を省くことができたりします。
また、対象が物品であることで日当たりなどの条件や土地の不整形もあまり気にする必要がないことも利点の一つです。
デメリットとしては、他の賃貸物件などに比べて一般的に広く知られていないために、借り手が着くまでに時間がかかってしまう場合があることです。
アパートやマンションなどの賃貸物件と違って担保価値が低く、銀行融資が受けにくいこともデメリットとしてあげられます。
トランクルームは昭和初期に大手倉庫会社が始めたもので、最初は、会社や富裕層だけのものだったようです。
個人では富裕層だけが利用しており、美術品や骨董品などの保管が主でしたが、その後一般の方に広がっています。
豆知識として知っておくと、今後のトランクルーム活用のヒントになるかもしれません。
まとめ
不動産相続でトランクルーム経営を考える場合には、いろんな方法がありその費用についてもさまざまですが、トランクルームは導入しやすくメリットの多い活用法でもあります。
それぞれ案件ごとによく調査し、メリットやデメリットも比較した上で、財産の有効活用を考えることが大切です。
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