不動産相続した際にどのように土地活用をすれば良いのか悩むかと思います。
今回は、相続した土地を駐車場として運用した場合のメリット・デメリットや注意点などを解説します。
不動産相続したときの土地活用としての駐車場経営のメリット・デメリットとは
メリット
●初期費用を抑えられる
マンションやアパート経営を始めようとすると、建物を建設するための費用が高額です。
最初に投資用のローンを組んで、10年~20年かけて初期費用を回収していくことになります。
しかし、駐車場経営の場合そのような多額の初期費用はかかりません。
銀行からローンを借りることなく手持ち資金でおこなうことも十分可能です。
●住宅として不向きな狭小地や変形地でも経営できる
不動産相続した土地が住宅を建設するには向かない狭小地や変形地でも駐車場なら問題なく土地活用することができます。
とくに変形地の場合、尖った箇所に1台、手前のスペースに3台などと変形地を余すことなく活用することが可能です。
●簡単に売却できる
駐車場経営をやめたいと思ったときにすぐに売却できることもメリットの一つです。
土地に建物がないためすぐに更地にして売却することができます。
コインパーキングとして機械を設置していたとしても撤去にそれほど費用や時間はかかりません。
デメリット
●固定資産税・都市計画税の税金負担が増える
マンションやアパート経営の場合「住宅用地」として税金の優遇が受けられます。
しかし、駐車場経営の場合、それらの優遇措置を受けることができず税金の負担が大きくなります。
●収益性が低い
アパートやマンションであれば5階10階と階数を増やすことによって、収益を増やすことができます。
しかし駐車場経営の場合、敷地の広さに対して平面で駐車できる台数が決まっているので、アパート経営などと比べて毎月得られる収益が少なくなります。
不動産相続したときの土地活用としての駐車場経営の注意点とは
駐車場経営始めるときに、「月極駐車場」「コインパーキング」どちらで運用していくかは不動産相続した土地の立地によって選択することがポイントになります。
月極駐車場の注意点
●駅チカよりは住宅街に需要が高い
●機械の設置をすることは必須ではないが、不正駐車に注意が必要になる
●駐車できる台数によって収益が限られる
コインパーキングの注意点
●駅や商業施設の近くに需要が高い
●短時間で何回転するかが収益に大きく影響する
●機械の設置が必須なので、月極駐車場より初期費用がかかる
まとめ
不動産相続した土地を駐車場として土地活用することは、アパート経営などに比べて多額の初期費用がかからず始めやすい投資方法になります。
住む予定のない土地を相続した場合、駐車場経営による投資を検討してみてはいかがでしょうか。
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