不動産を相続した方向けに、固定資産税評価額とは何かについて、ご説明していきます。
その調べ方と計算方法について、確認していきましょう。
不動産を相続したら考える固定資産税評価額の調べ方とは
まずは不動産相続後の固定資産税評価額の調べ方について、ご説明していきます。
そもそも固定資産税評価額とは、各市町村が算定するもので固定資産税の基準になる価格のことです。
これは都市計画税や不動産取得税、登録免許税などの税金を計算するためにも使われています。
固定資産税評価額は3年に1度、評価替えがおこなわれることになっており、最近では2018年におこなわれました。
調べ方
家や土地を持っている場合、春ごろに役所から固定資産税の納税通知書が届くため、そこで固定資産税評価額を確認できます。
納税通知書には課税明細書が添付されており、その「価格」欄に記載されているのが評価額です。
もしくは家や土地がある地域の役所で、固定資産課税台帳を閲覧するか、固定資産評価証明書を取り寄せても調べられます。
固定資産税台帳に登録されているのは、固定資産の所有者・所在・価格です。
閲覧申請には申請書と本人確認書類、閲覧手数料が必要になります。
また固定資産評価証明書とは、固定資産課税台帳に登録されている固定資産の評価額や所有者などを証明した書類です。
取り寄せには役所に申請書と本人確認書類、手数料を添えて申請します。
なお郵送でも申請可能です。
不動産を相続したら考える固定資産税額の計算方法とは
次に計算方法についてみていきましょう。
まず建物の評価額を算出するには、評点がポイントになっており、たとえば木造家屋の場合、屋根・基礎・外壁などというように11種類に分類されます。
この分類に対しどのような構成要素を使用しているかで、評点が変わってくるのです。
各評点に単位をかけて、それらを合計したものが建物自体の評価額となります。
ただし建物が古くなると価値が下がるため、その分差し引きする必要があり、減価率も必要です。
減価率を評価額にかけ合わせると、その建物の固定資産税評価額になります。
次に土地の評価額は、地目・地積・固定資産税路線価・評点がポイントになります。
地目は畑や田、宅地などのことで、地積はその土地の面積です。
固定資産税路線価は各市町村役場やインターネットで確認でき、評点は土地の接道状況や不整形などに基づいて、算出されます。
それらを把握して掛け合わせると、土地の固定資産税評価額が算出可能です。
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まとめ
不動産を相続したら考える、固定資産税額とは何かについてご説明しました。
税金に関わることなので、ぜひ理解しておきましょう。
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