空き家を相続した方や相続する予定がある方は、空き家の管理が大変だと思われる方も多いのではないでしょうか。
そこで相続した空き家を解体することを検討した場合、費用面について気になるかと思います。
ここでは相続した空き家を解体したい時に利用できる、空き家解体ローンについて、ご紹介したいと思います。
空き家解体ローンの概要～仕組みと注意点～
空き家解体ローンとは空き家の解体工事費に対するローンのことです。ローンを組んで、少しずつ解体費用を返済します。
空き家解体ローンの仕組み
仕組みとしては、解体工事にかかる費用について金融機関に相談し融資を受けます。
住宅ローンと違い審査もさほど厳しくはなく、無担保で保証人が不要といった商品も多いです。
金融機関によって利用条件が変わるので複数の金融機関と相談比較し、ご自分に合った解体ローンの商品を探す必要があります。
空き家解体ローンの注意点
まずは、お金の借入れをしているという意識を持ってローンを組む必要があります。
ローンを組む際には時間がかかることも注意点です。
あらゆる金融機関と相談比較し、必要書類の準備から事前審査を受けるまで時間を要します。
解体工事を予定通りにおこなえないという場合がでてきてしまうので、時間に余裕を持って行動することが大切になります。
空き家解体ローンの種類～特徴とメリット～
ここからは空き家解体ローンの種類をご紹介します。
「住宅ローン」「プロパーローン」「フリーローン」の3種類です。
住宅ローンの特徴
住宅ローンとは住宅を購入する際に組むローンですが、解体工事にも利用できる場合があります。
ただし、解体後に新築工事をすることが条件で、こちらは住宅の建て替えの場合に利用されることが多いです。
解体工事のみの場合には利用できません。
プロパーローンの特徴とメリット
プロパーローンは、解体工事のみの際にも利用できるのが特徴です。
メリットとしては、保証会社や保証人が必要ありませんので住宅ローンに比べてハードルが低いローンになることで、無担保ローンとも言われています。
ただし、金融機関における独自の審査基準が設定されており、金利が高い場合もあります。
金融機関の審査から、融資を受けるまでの時間を要するので早めの準備が必要になります。
フリーローンの特徴とメリット
フリーローンは、まとまった資金が必要な際に利用可能で、解体工事のみではなく使用用途が自由なローンであるのが特徴です。
借入限度額は住宅ローンに比べて低い設定にはなっていますが、解体工事の費用にも充分対応できるといえます。
メリットとしては、フリーローンは取扱金融機関が多いので、自分に合った金融機関での利用が可能になります。
まとめ
今や空き家の増加が社会問題ともなっており、金融機関では空き家解体ローン商品が多く取り扱われるようになりました。
空き家を相続した方や相続予定の方も、空き家の解体を検討する場合は、費用に悩むかと思います。
ご自分に合った空き家解体ローンを見つけて活用されると良いでしょう。
堺市西区で不動産相続に関するお悩みの相談先をお探しなら、ホームメイトFC鳳店にお任せください。
お悩みをお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
