堺市堺区には、観光スポットとしても人気が高い「南宗寺」と「妙國寺(妙国寺)」というお寺があります。
実際に足を運ぶ前に、どのようなお寺なのか知りたいという方に向けて、この記事ではご紹介します。
歴史ある2つのお寺について、それぞれ魅力や歴史、見どころなどをまとめたのでぜひ参考にしてください。
堺市で人気のお寺「南宗寺」の魅力を紹介
南宗寺は弘治3年(1557年)に戦国武将である三好長慶が、父の菩提を弔うために建立しました。
かの千利休が修行したことでも知られるお寺で、千利休好みの茶室である「実相庵」が復元されていることも人気の理由です。
また、南宗寺の境内にある枯山水庭園は国の名勝庭園に指定されており、その落ち着いた風情が漂う景色には、訪れた人々の心を癒す力があるといわれています。
南宗寺は大坂夏の陣で焼失しましたが、沢庵漬けの考案者といわれる沢庵和尚が再建に尽力したという一説もあります。
また、大坂夏の陣の際、実は徳川家康は南宗寺で絶命したという伝説もあるのです。
南宗寺の境内には徳川家康の墓があり、その謎を追求するために南宗寺を訪れる方も少なくありません。
禅宗寺院の面影が色濃く残る南宗寺の境内を歩き、奥深いわびさびの世界を味わってみてはいかがでしょうか。
●所在地:堺市堺区南旅篭町東3-1-2
●営業時間:9:00~16:00
●アクセス方法:阪堺線「御陵前駅」下車徒歩5分
●駐車場:あり(30台)
堺市で人気のお寺「妙國寺(妙国寺)」の見どころは?
妙國寺(妙国寺)は永禄5年(1562年)に日蓮宗の学僧が開いたとされています。
戦国時代、南の国から妙國寺(妙国寺)に運ばれてきたソテツを織田信長が安土城に移植させたところ、ソテツは毎夜「堺へ帰りたい」と泣いたといいます。
怒った信長がソテツを切り倒すよう命じたところ、切り口から鮮血を流したため、恐れをなした信長が妙國寺(妙国寺)に戻したという伝説があるのです。
今や妙國寺(妙国寺)のソテツは境内の至るところに移植され、国指定の天然記念物として堺のまちを見守っています。
特に、本堂からはソテツを背景にした枯山水の庭が見事な趣を見せ、訪れた人々の目を喜ばせています。
また、妙國寺(妙国寺)は森鴎外が小説に記したことで有名な「堺事件」が起きた場所でもあり、このとき亡くなった兵士をしのんで建立された供養塔も見どころの一つです。
●所在地:堺市堺区材木町東4-1-4
●営業時間:10:00~16:30
●アクセス方法:阪堺線「妙国寺前駅」下車徒歩3分
●駐車場:あり(30台)
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まとめ
「南宗寺」と「妙國寺(妙国寺)」は、堺市堺区を歩くなら訪れるべき人気のお寺です。
それぞれ見どころが多く、ゆっくりと楽しむことができる観光スポットにもなっています。
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