堺市では耐震改修の設計や工事について、費用の一部に関する助成制度を実施しています。
地震に対するリスクを抱えているなら、ぜひ利用したい制度です。
そこで住宅とマンションで、それぞれどのような耐震改修の補助を受けられるのか確認していきましょう。
堺市の住宅に対する耐震改修補助事業とは?
堺市では住宅(マンションを除く)に対して、耐震改修の補強設計・補強工事費の一部を支給しています。
地震で倒壊する恐れのある住宅や、耐震基準を満たしていない建物について、補強設計・補強工事に利用できる制度です。
1981年5月以前に着手した物件の用件と限度額は、以下のとおりです。
木造
●設計費用(補助率3分の2):延べ床面積に1㎡あたり3,450円を乗算した金額以内/限度額10万円
●工事費用(補助率3分の2):延べ床面積に1㎡あたり34,100円を乗算した金額以内限度額100万円
ただしIw値0.7未満の物件は、延べ床面積に1㎡あたり51,200円を乗算した金額以内であることが条件です。
またシェルター設置工事については、設置階の床面積が上限です。
非木造
●設計費用(補助率3分の2):別途積算の範囲
●工事費用(補助率3分の2):延べ床面積に1㎡あたり34,100円を乗算した金額以内/限度額100万円
ただしIs値0.3未満の物件は、延べ床面積に1㎡あたり51,200円を乗算した金額以内であることが条件です。
1981年5月以降の物件については、以下のとおりです。
●設計費用(補助率3分の2):木造・非木造ともに1981年5月以前の物件と同じ
●工事費用(補助率3分の2):木造・非木造ともに延べ床面積に1㎡あたり34,100円を乗算した金額以内/限度額80万円
堺市のマンションに対する耐震改修補助事業とは?
堺市ではマンション(延べ床面積が1,000㎡以上かつ、原則として3階建て以上のもの)に対して、耐震改修の補強設計・補強工事費の一部を支給しています。
主な用件は以下のとおりです。
●敷地面積:おおむね500㎡以上
●設計費用(補助率3分の2):別途積算の範囲
●工事費用(補助率3分の1):延べ床面積に1㎡あたり50,200円を乗算した金額以内
ただしIs値0.3未満の物件は、延べ床面積に1㎡あたり55,200円を乗算した金額以内であることが条件です。
まとめ
堺市が実施している、耐震改修補助事業についてご紹介しました。
建物の耐震性能が向上すれば、大切な命や財産を守れる可能性が高まります。
そこで堺市で不動産を所有している方は、この機会に建物の安全性について見直してみてはいかがでしょうか。
堺市西区で不動産相続に関するお悩みの相談先をお探しの方は私たちホームメイトFC鳳店にお任せください。
不安を残さず丁寧に回答いたしますので、ぜひお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓