長期優良住宅に認定されると、安心感があるだけではなく、いろいろなメリットもあります。
この制度は、既存住宅を増改・改築する場合にも適用できますから、ぜひ一度確認しておきましょう。
今回は大阪府堺市に不動産をお持ちの方に向けて、長期優良住宅の認定制度についてご説明します。
長期優良住宅とは?大阪府堺市における制度の概要を解説!
長期優良住宅とは、「長い期間にわたり良好な状態で使用できる」と認められた住宅のことです。
今までの「作って壊す」社会から、「いいものを長く使う」社会へ変わることを目的として、認定制度が設けられました。
定められた基準を満たすと、認定を受けられます。
では、認定を受けるための基準とは、どのような内容なのでしょうか。
主な基準は、以下のとおりです。
●「長期使用構造等」であること(耐震性や劣化対策、省エネルギー性やバリアフリー性などが適正である)
●住戸の面積が規定以上(戸建ての場合は75平方メートル以上・共同住宅の場合は55平方メートル以上)
●堺市における住居環境基準をクリアしていること
●基準を満たす維持保全計画が立てられていること
このような基準を満たして長期優良住宅に認定されると、税金の優遇が受けられるなどのメリットがあります。
なお、従来は新築のみに適用できた制度ですが、平成28年4月からは既存住宅の増改築にも適用できるようになりましたので、次で詳しくご説明します。
既存住宅も長期優良住宅の認定を受けられる!堺市の制度の内容とは?
平成28年4月1日から、既存住宅を増築・改築した場合にも長期優良住宅の認定を受けられる制度が開始しました。
大阪府堺市でも対応していますので、増築や改築をする際は、内容についてしっかりと確認しておきましょう。
対象となるためには、「長期使用構造等とするための増築や改築工事であり、かつ工事後の住宅に増改築基準に適合する計画があること」との条件を満たす必要があります。
なお、外壁塗装や壁紙の張り替えなど、増改築工事を含まないリフォーム工事のみの場合は対象外です。
また、増改築工事でも「長期使用構造等」などの基準を満たしていない場合は対象外ですから、注意しましょう。
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まとめ
長期優良住宅に認定されると、さまざまな税金の優遇を受けられることが大きなメリットです。
また、「長い期間にわたり良好な状態で使用できる家」と認められるため、安心感を得られますし、売却時にはアピールポイントにもできます。
現在は、既存住宅を増築・改築する際にも認定を受けられるようになりましたから、対象となる条件を満たしているかどうか、工事の前にしっかりと確認しておきましょう。
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