終活で使う、エンディングノートってご存じですか?
相続の準備をしていなかったために、遺族は大変な手間と時間をかけて故人の遺産や遺品を整理する可能性がありますね。
今回は、相続に活用できるエンディングノートとはなにか、遺言書との違いとはなにか、またエンディングノートの書き方についてご紹介します。
エンディングノートと遺言書の違いとは?
エンディングノートとは、自分が人生の終わりを迎えようとするとき、残された家族に必要なことや相続について、また伝えたい気持ちなどを整理して伝える手段です。
生前に少しずつ自分の人生について考え、家族や周りの人に伝えたい項目を整理していきます。
書店に行くと、終活コーナーの一角に平積みされているほど、注目されています。
エンディングノートを自分で書くうちに、終活として、家族に伝えたい内容が一冊のノートにまとまっていきます。
エンディングノートは、決まりはなく、伝えたいことを書けばできあがります。
遺言書との違いは、法律で正式に認められている遺言書は法的効力があり、相続は遺言書の内容にそって執り行われます。
エンディングノートは法的効力がありませんので、あくまでも伝える手段として使用されています。
相続で悩まないエンディングノートの書き方とは?
実際にエンディングノートを自分で書こうと思っても、なにをどのように書いたらいいか、わかりませんよね。
市販されているエンディングノートを準備して、内容をまとめていくと、悩まなくてよくなります。
相続のためのエンディングノートの書き方をご紹介します。
<資産や相続について>
銀行口座や生命保険、資産について、どこにどのぐらいあるのか、具体的に記載します。
保険の内容や受取人などについて記載します。
資産について、現金や預金だけでなく、所有している不動産などについて、誰になにを、どのぐらい相続するのか、詳しく記載します。
<介護や延命治療について>
もし認知症などをわずらった場合、どのように介護してほしいのか、また延命治療について希望するのかなど記載します。
<葬儀やお墓について>
葬儀の内容やお墓について希望を記載します。
また親戚への連絡について、代表者を記載しておきます。
<家族へのメッセージについて>
具体的なことがらだけではなく、家族との思い出や伝えておきたい思いを記載しておきます。
普段なかなか伝えられないことも、エンディングノートで伝えられますね。
まとめ
今回は相続に関してエンディングノートとはなにか、遺言書との違いや書き方についてご紹介しました。
エンディングノートでもう相続に迷わなくなりそうですね。
ぜひ参考にしてみてください。
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