不動産売却時に、買主から値引き交渉されるケースは珍しくありません。
買主はできるだけ安く不動産を購入したいと、考えているためです。
できるだけ高く売却したいと考えている売主の方は、値引き交渉について対策が必要です。
今回は、不動産売却時の値引き交渉への対応はどうするべきか、価格設定や対策もあわせて解説します。
不動産売却時の値引き交渉への対応はどうする？
不動産売却時に値引き交渉された場合の対応は、どうするべきでしょうか。
値引き交渉された場合は、必ずしも値引きをしなければならないわけではありません。
しかし、値引き交渉があるのが一般的なため、受け入れる金額の範囲を決めておくことも大切です。
値引き交渉に応じる場合は、売り出してから問い合わせを受けるまでの期間や、近隣の不動産の取引金額の相場などから判断しましょう。
不動産売却時の値引き交渉への対応は？価格設定のコツは？
不動産売却時に物件の価格設定をする際は、値引き交渉されることを想定して、値引き分を上乗せした金額に設定しておきましょう。
不動産売却時の値引き交渉の金額は、物件の価格が2,000万円～3,000万円の場合で100万円～200万円が相場です。
買主は、100万円程度であれば、値引きしてくれるのではないかと考えています。
値引き交渉されることを想定して、価格設定の際に物件価格に100万円～200万円程度上乗せしておくと良いでしょう。
また、売却したい時期に応じた価格設定にすることもポイントです。
早く売却したい場合は、相場より安く価格設定をおこなうことで、売れやすくなる可能性があります。
できるだけ高く売却したい場合は、高めの価格設定にしておきましょう。
不動産売却時の値引き交渉を想定した対策とは？
不動産売却時に、値引き交渉を想定した場合の対策についてご紹介します。
売り出し直後の値引き交渉の場合
売り出し直後の値引き交渉には、応じないほうが良いでしょう。
売り出し直後であれば、その後に値下げしなくても売却できる可能性があるためです。
売り出してから数か月が経過した場合
売り出してから数か月が経過した場合は、値引き交渉に応じるか、価格設定を見直す必要があります。
高額な値引き交渉をされた場合
1,000万円などの高額すぎる値引き交渉をされた場合は、値引きに応じる必要はありません。
まとめ
不動産売却時の値引き交渉への対応について、どうするべきかを解説しました。
不動産売却時は、値引き交渉を想定した価格設定にしておき、売り出しからの時期やタイミングに応じて対応しましょう。
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