生まれ育った実家に誰も住まなくなり、空き家になるケースは少なくありません。
親が元気なうちに実家じまいについて考えておくことで、スムーズに空き家のリスクを回避できるでしょう。
今回は、実家じまいとはなにか、実家じまいをおこなう理由や事前準備、実家の処分方法などについて解説します。
実家じまいとはなに?実家じまいをおこなう理由について
実家じまいとは、親が元気なうちに実家を売却したり、サービス付き高齢者住宅などに住み替えをおこなったりすることです。
実家じまいをする理由には、子ども世代に負担がかからないようにするためと、親自身のためもあります。
誰も住まない家を子どもが相続した場合は、空き家を所有し続けることになり、管理のための費用や固定資産税などの税金がかかります。
空き家を放置してしまうと、家の老朽化による倒壊のリスクや景観の悪化により、近隣とトラブルになるケースもあるのです。
また、老後に夫婦2人で過ごす親にとって、家が広すぎるようになり、手入れも大変になります。
そのため家を売却した資金で、住みやすい広さの住宅などに住み替えをおこなう方も多くなります。
知っておきたい!実家じまいに必要な事前準備の方法とは?
実家じまいをする前に、やっておいたほうが良い準備についてご紹介します。
●親族間で話し合いをする
スムーズに実家じまいをおこなうために、親が元気なうちに親や兄弟と話し合いをして、親や兄弟の意向を聞いておきましょう。
●親の財産を把握する
親が、自宅のほかにも不動産を所有している可能性もあります。
家以外の不動産や預貯金など、親の財産を把握しておきましょう。
●住み替えをする
実家じまいをした後の、住み替え先についても検討しておきましょう。
住み替え先には、適度な広さの賃貸マンションや老人ホームなど、さまざまな選択肢があります。
二世帯住宅を建てて、子どもと同居する方法もあります。
どのように住み替える場合も、その後のライフスタイルを考えて、事前によく話し合っておきましょう。
実家じまいをする際の実家の処分方法や荷物の処分について
実家じまいをする際の実家の処分方法には、そのまま売却する方法と、解体し更地にして売却する方法があります。
そのまま売却する場合は、一般的な売却と同じように、不動産会社と媒介契約を締結し、買主と売買契約を結び、引き渡しをします。
家を解体し更地にして売却する場合は、解体費用が必要です。
また、土地として所有している場合は、固定資産税が高くなる可能性もあるため注意しましょう。
実家を処分する際は、荷物の処分も必要です。
できるだけ荷物についても話し合いをおこない、残しておきたいものなどを確認しておきましょう。
家電や家具、書籍などは、リサイクル業者を利用する方法もあります。
仏壇や神棚を処分する場合は、菩提寺や神社などに相談すると良いでしょう。
まとめ
誰も住まなくなった家を放置してしまうと、さまざまなリスクが生じます。
親が元気なうちに実家じまいについてよく話し合い、しっかりと準備しておきましょう。
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