親が亡くなり、相続した不動産が「風呂なし物件だった」というケースは珍しくありません。
築年数の古い家などでよく見られる風呂なし物件ですが、メリット・デメリットをよく理解しておくことで売却は可能です。
そこで今回は、相続した風呂なし物件の売却をご検討中の方に向けて、風呂なし物件のメリット・デメリットや売却方法を解説しますので、ぜひご参考にしてください。
相続した風呂なし物件を売却する際はメリットをアピールしよう
風呂なし物件の大きなメリットは、通常の物件に比べて間取りが広いという点です。
浴槽や洗い場、脱衣所などのスペースが省かれている分、室内を有効に活用することができます。
また、水道代やガス代を節約できる点もメリットです。
おおよそ60%の節約が期待できるため、近隣に銭湯がある、もしくはジムや職場などでシャワーを利用できる方にとっては需要があります。
このように、風呂なし物件は「荷物が多いため収納スペースを確保したい」「風呂なしでも良いから少しでもコストを抑えたい」という方におすすめの物件です。
メリットをうまくアピールできれば、スムーズな売却を実現できるでしょう。
相続した風呂なし物件を売却する際はデメリットを理解しよう
風呂なし物件のデメリットは、銭湯やシャワー室を利用しなければならない点です。
なるべくコストを抑えるためにも、ジムや職場、知り合いの家などでシャワーを済ませる工夫が必要になります。
また、ガス設備が整っていない場合は料理をする際に不便を感じることもあるでしょう。
このようなデメリットがあることから、風呂なし物件は相場価格よりも安い金額で売り出さなければ、売却が難しくなるでしょう。
購入希望者から値下げ交渉を迫られるケースもあるため、柔軟に対応しなければなりません。
相続した風呂なし物件を売却する方法
風呂なし物件を売却する際は、「間取りが広い」「節約できる」といったメリットを最大限にアピールすることが大切です。
ほかにも、周辺に銭湯がある場合はその事実を伝えることで、購入希望者の不安を解消できる可能性があります。
また、建物を取り壊して更地にしてから売却するのも1つの方法です。
ただし、更地にする場合は固定資産税が高くなるので注意しましょう。
どうしても売却が難しい場合は風呂を取り付け、資産価値を高めてから売却する方法もありますが、多額のリフォーム費用を用意しなければなりません。
風呂なし物件の売却方法でお悩みの方は、まずは不動産会社に相談することをおすすめします。
まとめ
相続した風呂なし物件を売却する際は、メリット・デメリットをよく理解しておくことが大切です。
売却価格が相場よりも安くなってしまう可能性はありますが、メリットをうまくアピールすることで売却を成功させることができるでしょう。
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