不動産相続で取得した家を売却する際の必要書類に「建築確認通知書」があります。
建築確認通知書は、家の売却以外にも住宅ローンの申請などにも必要になる大切な書類です。
しかし、どのような書類なのかわからず、紛失してしまっているケースも見られます。
今回は、建築確認通知書とはどのような書類なのか、建築確認通知書を紛失してしまった場合の対処法もあわせてご紹介します。
不動産相続した家を売却する際の建築確認通知書とは?
建築確認通知書とは、建築確認が完了したことを通知するための書類です。
建築確認とは、新築や改築などをおこなう際の設計が建築基準法を満たしているかどうかを確認することです。
1999年以降は建築基準法が改正されたため、建築確認通知書は「確認済証」や「建築確認済証」とも呼ばれていますが、内容に変更はありません。
家を新築する際、自治体に申請書を提出して3週間ほどで建築確認通知書が交付されます。
一般的には家の引き渡しまでは建築会社に保管され、引き渡し時に受け取ります。
建築確認通知書がない場合は、家の建築ができません。
また、家を売却する際も、不動産会社に提出する必要があります。
原則として再発行はおこなえないため、紛失しないように大切に保管しておきましょう。
しかし、不動産相続した家の場合は紛失しているケースも見られます。
家を売却する際は、早めに確認しておきましょう。
不動産相続した家を売却する際に建築確認通知書を紛失した場合の対処法
建築確認通知書には、家の売却に必要な情報も記載されています。
紛失してしまった場合は、自治体の役所に出向き建築確認番号や検査済証番号、取得日などの必要な情報を以下の書類から確認することができます。
建築計画概要書
建築指導の担当窓口で閲覧できる書類です。
自治体によってコピーや写真撮影が可能で、手数料を支払って発行してもらえる場合もあります。
台帳記載事項証明書
建築確認通知書や検査済証の情報が記録されている書類です。
建築指導の担当窓口で、手数料を支払って発行してもらいます。
建築当時の地名や地番で建築物を特定するため、わからない場合は固定資産税の課税明細書による確認や、法務局に問い合わせるなどの対応が必要です。
まとめ
建築確認通知書とは、家の設計が建築基準法を満たしているか確認するための大切な書類です。
不動産相続で取得した家を売却する際に、建築確認通知書を紛失している場合は、再発行できないため役所を利用して代わりの書類で必要な情報を確認しましょう。
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