マイホームを購入すると、住宅ローンにくわえて、固定資産税や修繕費などのランニングコストがかかります。
これから新築住宅の購入を予定している方は、どれくらいのランニングコストがかかるのかを把握しておくと良いでしょう。
そこで今回は、一般的な木造一戸建てのランニングコストについて、固定資産税や修繕費を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
木造一戸建てのランニングコスト:固定資産税について
固定資産税とは、固定資産(土地・家屋・償却資産)の所有者に課せられる地方税です。
毎年4〜6月ごろに納付書が届くため、4月・7月・11月・2月の年4回に分けて納税するか1年分をまとめて納税する必要があります。
固定資産税の額は、土地・建物ともに「固定資産税評価額×1.4%」の計算式で求めることが可能です。
固定資産税評価額とは、固定資産税を算出する際の基準となるもので、3年に1度評価替えがおこなわれます。
また、土地や建物には、固定資産税を抑えるための軽減措置がいくつか存在するので、適用条件をチェックしておくと良いでしょう。
たとえば「新築住宅に対する特例措置」では、新築から3年間、家屋の固定資産税が1/2に軽減されますが、長期優良住宅に認定された建物の場合は新築から5年間も優遇されることになっています。
さらに、建物には減価償却というものがあり、木造一戸建ての場合は25年が経過すると固定資産税も安くなります。
木造一戸建てのランニングコスト:修繕費について
木造一戸建てのランニングコストとして、修繕費も負担しなければなりません。
だいたい築10年くらいが過ぎると、徐々に修繕が必要になってきます。
主に、外壁・屋根・床・配管・キッチンなどが、修繕する割合の多い箇所です。
とくに外壁や屋根、キッチンの修繕費用は、比較的高額になる傾向にあります。
それぞれの修繕費用の相場を見てみましょう。
●外壁(塗装や張り替え):修繕費用相場 約135万円
●屋根(塗装や葺き替え):修繕費用相場 約140万円
●床(張り替えや傷の修繕):修繕費用相場 約65万円
●配管(清掃や交換):修繕費用相場 約54万円
●キッチン(交換や修繕):修繕費用相場 約130万円
ほかにも、木造一戸建てで快適に暮らしていくためには、クロスの貼り替えやシロアリ防除なども必要です。
急な修繕に備えるためにも、早い段階から修繕費用を積み立てておくのが良いでしょう。
まとめ
木造一戸建てでは、固定資産税や修繕費などのランニングコストがかかります。
新築住宅を購入する際は、ランニングコストなどを踏まえたうえで資産計画を立てることが大切です。
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