大阪府堺市には、アルフォンス・ミュシャ館があります。
アールヌーヴォーの代表的画家、イラストレーター、グラフィックデザイナーであるアルフォンス・ミュシャの作品を多数収蔵している美術館です。
今回は、堺市にお住まいの方にむけて、アルフォンス・ミュシャ館の魅力をご紹介します。
大阪府堺市にあるアルフォンス・ミュシャ館とは?
アルフォンス・ミュシャは、19世紀末~20世紀初頭に活躍したチェコ出身の画家です。
ミュシャはこの時期ヨーロッパを中心に花開いた美術運動、アールヌーヴォーの中心的画家でもあり、自然の要素を取り入れた曲線・アラベスクで女性の周囲を囲う繊細なデザインで人気を博しました。
アールヌーヴォーとはフランス語で「新しい芸術」を意味します。
従来の様式にとらわれない花や植物といった有機的なモチーフや、曲線の組み合わせに寄る優雅な装飾性が特徴です。
ミュシャは劇場ポスターや商品のポスター、装飾パネル、壁画やステンドグラスなど多くの作品を手掛け、現在も大変人気がありますよね。
ミュシャ作品のコレクターであった土井君雄の相続人が多くの作品を大阪府堺市に寄贈したので、堺アルフォンス・ミュシャ館にて、ドイ・コレクションとして公開しています。
その他にも、収集したミュシャの初期から晩年にいたるまで多くの作品が堺アルフォンス・ミュシャ館に収蔵されています。
ミュシャといえば、当時盛んになったリトグラフにより刷られた数多くのポスターが有名ですが、ブロンズ彫刻や宝飾品などの作品もあります。
さらに大阪府の堺アルフォンス・ミュシャ館では下絵、習作として描かれた素描や油彩も多くコレクションされており、ミュシャがどう考え、どう制作していったかその過程をうかがうこともできます。
ミュージアムショップでは、ここでしか手に入らないミュシャの華麗なグッズが販売されているので、ぜひお立ち寄りください。
大阪府堺市にあるアルフォンス・ミュシャ館で開催されている展示会
大阪府堺市の堺アルフォンス・ミュシャ館では、時期によってさまざまな企画展示会を開催し、新しい切り口でミュシャの作品・仕事を紹介しています。
行ったことがある方も、ぜひ新しい展示会に足を運んでみてください。
堺アルフォンス・ミュシャ館では7月から生誕160年の展示会も予定されていますから、ぜひウェブサイトでチェックしてみてくださいね。
・開館時間 午前9時30分~午後5時15分
・休館日 月曜日、年末年始
・入館料 一般510円、高校生・大学生310円、小学生・中学生100円
まとめ
大阪府堺市にある堺アルフォンス・ミュシャ館は、アールヌーヴォーの代表的画家、ミュシャの作品を数多くコレクションする美術館です。
展示会も開催されていますから、市内や近隣にお住まいの方はぜひチェックしてみてくださいね。
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