多くの方がスマートフォンを持つ現在、Wi-Fiに接続できるよう、部屋にインターネット回線を希望する人が増えています。
インターネット無料の賃貸物件の需要が大きくなっています。
インターネット無料は人気の設備1位!空室対策へのメリット
賃貸物件を探す際、この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まるランキング(全国賃貸住宅新聞2019年版)で、単身者向け・ファミリー向け双方で1位の設備が、インターネット無料です。
前年の2018年版に続いての1位で、どの世帯にもインターネット無料は求められている設備といえます。
インターネット回線は、個人で入れば月々4~5千円程度、年間5万円はかかります。
これが無料で利用できるのですから、周辺相場と同等の物件であれば、入居者にとって価格メリットがあるといえ、空室対策になります。
また、インターネット回線は部屋まで回線を引いておいても、入居者自身が開線手続きをする必要があり、2~3週間かかることも。
インターネット無料であれば、入居後すぐに回線を利用でき、その点も入居者のメリットとなります。
賃貸物件のポータルサイトでも、追い焚き機能やオートロック、宅配ボックスなど他の人気設備と並び、インターネット無料も選択項目に入っています。
電気、ガス、水道などと並ぶ、4つ目のライフラインとしてインターネットを加えるという論調があるほど、あって当たり前にもなりつつあるものですから、それが無料となれば空室対策になり得ます。
導入のメリットが大きい設備といえるでしょう。
空室対策にインターネット無料は大きなメリット!でもオーナー負担の費用額は?
入居者に人気があり、空室対策にもなるインターネット無料ですが、無料ということはオーナー負担になるということですよね。
どの程度の費用がかかるのでしょうか。
大きく分けてインターネット回線は2種類あり、1つ目が固定回線方式(有線LAN方式)です。
各部屋までLANケーブルを繋ぎ、LAN差し込み口を設置する方式で、入居者はそこに各個人のLANケーブルや無線ルーターを差して利用します。
サービスを提供する会社や戸数によって大きく異なりますが、配線などの初期費用が30万円程度、毎月の保守・利用費用が1.5~2万円程度です。
2つ目が各戸への配線はせず、無線アクセスポイントを設置する無線接続方式です。
入居者にはパスワードを配布し接続してもらうため、無線ルーターを準備しなくてもWi-Fiを利用できるメリットがあります。
オーナーも、各戸へ配線する費用が減るため、初期費用が20万円程度、毎月1万円程度とコストにもメリットがあります。
ただ、鉄筋コンクリート造などの物件では回線に繋がりにくかったり、利用する人が集中すると回線が込んで速度が遅くなったりするなど、デメリットも。
回線速度の遅さは、インターネット無料設備物件のデメリットと言われることもあるため、導入する際は空室対策となるよう契約内容をしっかり検討しましょう。
まとめ
パソコンをあまり使わなくても、スマートフォンを多くの人が利用する現代、インターネット無料はランキング1位になるほど人気の設備です。
空室対策として有効ですから、ぜひ費用も含めて検討してみてくださいね。
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